20歳の誕生日、横浜から岐阜へ。運命の相棒「かに子(K.Yairi YM-2X)」と出会った日

私が愛用しているギターK.Yairi(ヤイリ)のYM-2X「かに子」をご紹介します。
このギターには、私の音楽人生の始まりともいえる「大切な旅」の物語があります。

 横浜から岐阜へ。一生懸命貯めた想いを握りしめて

20歳の誕生日の数ヶ月前、私はひとつの大きな決意をしました。
「20歳の誕生日に、はじめての自分のギターを、自分の手で選びに行こう」
物語の「かゆ」がカニコシェルを一生懸命貯めて旅に出たように、私もこの日のために、コツコツと大切にお金を貯めてきました。

そして横浜から、ヤイリギターの聖地である岐阜の楽器店「ギターのナカムラ」さんへと向かったのです。

それまでそんなに遠くまで一人で旅したことは一度もなかったので、不安と緊張しながら電車に乗ったこと、

窓から見える岐阜の自然がたくさんの景色に感動したのを覚えています。

お店の扉を開けると、そこにはたくさんのギターが並んでいました。
でも、なぜか吸い寄せられるように、一番最初に触れてみたくなったのが、この一本でした。
手に持ってみた瞬間の、なぜか懐かしい不思議な感覚。
弾いてみた瞬間の、あの深くて心が落ち着く音。
他にもたくさん試奏させてもらいましたが、最初に触れたこの子以外は考えられませんでした。
「これにします」
そう決めた瞬間の震えるような喜びを、今でも鮮明に覚えています。

「かに子」と名付けた。

そのギターは、岐阜県可児市の職人さんが手作りしている、純国産のドレッドノート・モデルです。

可児市で生まれたから「かに子」と名付けました。

かに子はドレッドノートならではの「深く、厚みのある低音」が最大の特徴です。それでいて、一音一音がはっきりとクリアに響くので、私のソロギターに豊かな色彩を与えてくれます。
あの20歳の旅から今日まで、このギターは常に私の隣にありました。弾き込むほどに音が育ち、今では私の感情をそのまま音にしてくれる、世界にたった一つの「聖剣」のような存在です。

かに子の歌声を聴いてみてください

20歳の頃、私は映画『アマデウス』に夢中になり、何度も何度も繰り返し観ていました。その劇中で流れていたモーツァルトの旋律は、当時の私の心に深く刻まれています。
あの頃の情熱を思い出しながら、大切な相棒「かに子」と共に奏でた一曲です。
【演奏動画:モーツァルト「ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466」第2楽章】

こちらに収録している曲です ▶︎新刊の全曲難易度を公開 2音からのおとなソロ・ギター[映画音楽]

 ギターを始めてみたい方へ

私の相棒「かに子」との物語を最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
もし、この記事を読んで「自分もギターを弾いてみたいな」「一生付き合える趣味を見つけたいな」と感じた方がいらっしゃいましたら、ぜひ私の主宰するYukaギターサロン(カニコ島ギルド)の門を叩いてみてください。
初心者の方でも、魔法(旋律)を奏でられるようになるためのカリキュラムをご用意しています。
2027年のリニューアルに伴い、現在の月額制で仲間になれるのは【2026年4月30日】までとなります。今参加されると、将来にわたってこの場所を自由に利用できる「レジェンドメンバー」としてお迎えします。
あなたにとっての「運命の一本」に出会う旅を、ここから一緒に始めてみませんか?

(* 門の むこうから ギターの おとが きこえてくる……)
(※サロン入会案内ページへジャンプします)