ギター初心者さんがまずやるべきこと、考えるべきこと順番にまとめました!

ギターを始めたい!だけど最初は何からどうやって始めたら良いのか右も左もわからない!という方に向けて、

ギターを始めるにあたってやるべきこと、考えるべきことを順番にまとめてみました。参考になりましたら嬉しいでず。

※アコースティックギターと想定して記事を書いていますが、クラッシックギターでもエレキギターでもやるべきこと考えるべきことはほとんど同じです。

1.まずはギターを選んで買おう

まだギターを持っていない方は、まずは選んで買いましょう。

 

選ぶ時のポイントは、ご自身の体型や手の大きさに合ったネックの太さ・弦高にすること。(弦高はあとからでも変えられます)

そして何より大事なのは、「誰かに言われたから」などじゃなく自分自身がときめく見た目や音色やメーカーのギターにすること!自分自身の心の声を聞いて判断していくことがすごく、すごーく重要です。

 

2.チューニングする

ギターを弾く前に、毎回必ずチューニングをします。

「えぇ〜…毎回必ずすると思うと大変だなぁ」と思うかもしれませんが、慣れてくると、呼吸をしたり水を飲むくらいの感覚で短時間でチャチャっとできるようになります。

最初、慣れるまではちょっと大変かもしれませんが、すぐに慣れるので、やってみましょう!

 

ギターのチューニングについて☆安定するこつやおすすめチューナー、初心者がよくやる失敗など


3.実際にギターを弾いていこう

チューニングが終わったら、実際にギターを弾いていきます。

あなたの弾きたい曲は何ですか?

ここからは実際に弾いていくわけですが、

私は、
「この曲、このフレーズが、大好き!弾いてみたい!
これをもし弾けたらすっごく楽しい!ときめく!」

という曲の中から選んで、最初の練習曲にするのをおすすめしています。

大好きでときめく曲を最初の練習曲にする

なぜなら、大好きでときめく曲をやることによって、モチベーションを保って、楽しく続けることができるからです。
アコースティックギターは特に、最初のうちは指の痛さもあり、挫折をしやすい楽器です。

ですが、しばらく続けてできることが増えてくると楽しくなります。

それまでは特に、好きな曲を練習曲にするのをおすすめします。

 

大好きと、簡単、のバランスをとる

とはいっても、「一番大好きな曲を、完璧にその通りの弾き方で、曲の頭から順番にやっていく」というのは最初からは難しいです。はじめてでも簡単に弾けるように、工夫をしてやっていく必要があります。

  1. まずは、好きな曲を1曲だけではなく、数曲出しておく
  2. そして、その数曲の中から、一番簡単な曲を選ぶ
  3. 簡単な部分だけを、まずは弾いてみる。

おぉぉー!あの大好きな曲が弾けたー!と楽しい気持ちになれば、大成功!その楽しさのまま、ちょっとずつ練習をしていきましょう。

  • 弾き語りの場合は、その曲の中の、簡単なコードだけを、まずは弾いてみる。
    セーハ(バレー)が無いコードの中で簡単に押さえられるものを左手でおさえて右手でじゃらーんと弾いてみましょう。最初はストロークなどはしなくて良いです。その、じゃらーんと鳴らしたコードに合わせて、歌ってみるとなおよし!
  • ソロギターやリードギターの場合は、その曲の中の簡単な部分だけをまずは弾いてみる。1本の弦だけでも弾いてみましょう。最初はテンポは無視で良いです。こちらも一緒にメロディを歌ってみるとなおよしです!

 

最初の簡単な練習曲「Happy Birthday to You」

ギターをはじめて、一番最初に弾く練習曲に、誰もが知っている童謡のHappy Birthday to Youがおすすめです。

簡単なコード「G、D、C」の3つだけで弾くことができます。

↓弾き方講座の動画はこちら

こちらも、
もし、おぉっ!弾けたら楽しそう!と思うのなら是非やってください!
そうでないのなら、自分で動画撮っておいて何ですが、やる必要は全くないです!(笑)

何度もいいますが、初心者さんのうちは、何より楽しんで弾くことが大事です。

「毎日必ず1時間練習する!」などと決めてはいけません

実際に練習をしていくにあたって、「毎日必ず1時間練習する!!!練習メニューはまずこれをやって、次はこれで….」などとは絶対に決めないようにしましょう。

決めるなら、「毎日一音だけでも弾く」で充分です。

真面目な性格の初心者さんあるあるで、毎日ぜったいにこれをやる!などとガチガチに決めてしまい、だんだん練習をし始めるハードルが上がってきて、挫折してしまう。

そうならないように、「毎日一音だけでも弾く」で気楽な気持ちで練習をすることを私はおすすめします。

やる気はやりはじめてから出てきますので、結果的に何時間も練習することができたりします。

それと、重要なのは部屋の配置です。

いつもよく座っている椅子があるのでしたら、その右横(利き腕側)にギタースタンド を置いて、すぐギターを弾けるように立てかけておくのがおすすめです。

私が使っているおすすめギタースタンドはこちら

HERCULES STANDS ( ハーキュレススタンド ) / GS414B PLUS ギタースタンド

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初心者さん基礎練習はやるべき?

私は、はじめたての初心者さんは基礎練習はしなくて良いと思っています。

とにかく、最初は楽しい気持ちでやることが大事です。基礎練習を「つまらないなぁ〜でもやりなって言われたし…」という気持ちでやっていると、ギターがつまらなくなってきて、指の痛さもあいまって、挫折をしてしまいます。

はじめたての初心者さんは、まずは、好きな曲を、ちょっとでも弾ける喜び、楽しさを味わって、練習を続けることが一番大事と思っています。

そして、ギターがだいぶ弾けるようになったあと、もっと基礎力を上げたいと思えるようになってから、基礎練習はすれば良いと私は思います。

継続の観点からもですし、基礎練習は自主的に目的をもってやらないと効果があまり無いです。

初心者さん ギター教室には通うべき?

私は、ギター教室に通うべきかといったら無理に通う必要はないけれど、自分に合う先生に巡り合えたなら通うべきと思います。

 

今は、いろいろな教則本やビデオがあり、YouTubeでも無料でみられるレッスン動画がたくさんあり、根気とやる気があればギター教室に通わなくても一人でもがんばって上達していけます。

ですが、ギター教室に通って、その先生に教えてもらうことで、楽しくギターが弾けて、ギターへのモチベーションが上がるのなら、通うべきです。

人間は一人一人違って、人の相性や好みはそれぞれ違います。

無料体験レッスンをやっている場合は行ってみたり、今の時代はSNSやYouTubeなどで発信している方がたくさんなので、動画などで教え方や人となりをみて、ご自身に合う先生をみつけましょう。

大事なのは、自分自身で考え、決めていくこと

以上、ギター初心者さんがまずやるべきこと順番にまとめました。

ですが、ここまで書いておいて何ですが、

この記事の内容は、あくまでも私の考えです。今までギター教室をやってきて生徒さんをみてきた中での考えなので説得性は多少なりともあるかと思いますが、あくまでも他人の考えだということを忘れずにいていただきたいなと思います。

一番大事なのは、ご自身で考えて決めていくことです。

何度も言うように、人は一人一人性格も、体型も、今までどんな人生をおくってきたかも、何にときめくかも違います。

こういったブログ記事やYouTube、ギター教室での先生の言葉を、素直に聴いてそのままやるだけではなく、「ん?ここは自分には当てはまらない!自分は違うと思う!」と思ったら、そのご自身の感覚を大事にしていただきたいなと思います。

特に、音楽は、数学のように「ぜったいにこれが正解」というものがありません。

常にご自身の心の声をきき、ご自身で考えて決めることを忘れずに、ギターを楽しんでいっていただけたらとおもいます。