前回の記事はこちらです
●Cメジャーのダイアトニックスケール上での移動ドソルフェージュ【4】
ドレミファソラシド それぞれ違ったキャラクターがある
前回の記事、Cメジャースケールでのソルフェージュをしっかりやっていただくと、なんとなく感じていただけたとおもうのですが、
ドレミファソラシドの音、それぞれ違ったキャラクターがあるんですね!
例えば「ド」は、そのキーでの基準の音なだけあって、やっぱりずっしりと落ち着く感じがする音だなぁと感じていただけたと思います。
各キーの固定ドと移動ドが簡単に覚えられる
で、今まではキーCでのソルフェージュしかやってなかったですが、
このあと、キーF、キーB♭、、、いろいろなキーでソルフェージュを移動ドでやっていきます。
つまり、楽譜にはキーFで「ラ」って書いてあるものを、ソルフェージュで歌う時は「ミ~♪」って歌うわけです。
その時に、移動ドでのドレミファソラシドの音それぞれのキャラクターがわかっていると、
例えば「キーFでの、固定ドでラの音は、移動ドではミ」っていうのが、ミのキャラクターと結びついて簡単に覚えられるようになるのです。
毎回「え~と、今はキーFだから、ドがファで、ファソラだからラはミで・・」って数字だけで数えていたらとても時間がかかります。そこにキャラクターのイメージが加わると、格段に覚えるのが早くなりますし、何より音楽がとても楽しくできます!楽しい=上達が早くなる!! だと思うのでとても大切と思います。
ドレミファソラシドそれぞれのキャラクターをイラストで表してみました!
というわけで、私の中でのドレミファソラシドそれぞれのキャラクターを今からイラストで表していきます。あくまでも私の中でのイメージです!もちろんこの通り覚えたりしなくて大丈夫です!(笑)イメージをする参考にしていただけたらなと思います。
ドのキャラクター
ドは、そのキーでの基準の音です。リーダーです!
学校でいったら、学級委員。みんなの中心人物で、彼がいてくれると、みんながまとまってハッピーエンド♪
しっかり頼れる子で、いつもずっしりと地に足がついています!
どどーん!と堂々としていて、色は赤です!!
レのキャラクター
レは、とってもやさしくゆったりのんびりしている子。主役じゃなくてみんなの相談にのったりして、みんなをこの優しさで支えているイメージ。いつもにこにこしていて、誰とでも仲良くできる。色は黄色。
ミのキャラクター
ミは、副学級委員!めがねをかけていて真面目な子です!
三つ編みをしていて、色は緑。
ファのキャラクター
ファは、ぽやーんとしたマイペースで、つかみどころがないふわふわした不思議ちゃん。いつも自分の世界にいる。色は水色。
、、あれっ?なぜか親近感が、、、(笑)
ソのキャラクター
ドくんのことが大好き!!すぐにドくんのところにいっちゃいます。
好きなものに一直線!まっすぐな正直者です。
色は青。
ラのキャラクター
ラは、かわいくておしゃれでちょっと生意気な子。学校が終わったらいつも原宿に遊びにいっています!笑
色はピンク〜薄紫。
シのキャラクター
シは、一匹オオカミで、スタイリッシュで、クールな人のイメージです。
「坂本ですが?」という漫画の坂本くんがイメージぴったりです!!
以上、私の中でのドレミファソラシドのイメージでした。
次回までの宿題
今日の授業はこのへんで終わります。
さてさて次回までの宿題です。
もう一度、ソルフェージュ【4】に戻って、ドレミファソラシド、それぞれのキャラクターをイメージしながら、Cのキーのダイアトニックスケールでソルフェージュをしてみてください。
ひとつひとつの音をかみしめるように、ゆ~っくりしたテンポでやってください。
●Cメジャーのダイアトニックスケール上での移動ドソルフェージュ【4】
しっかりイメージできるようになったら、次回、C以外のキーでの移動ドソルフェージュへと進みましょう。
動画もあります。劇でのイメージ。
動画もあります。こちらでは実際に私が劇をしながら(笑)キャラクターを説明しました。
次回の記事はこちら♪
●それぞれのキーのイメージとドレミファソラシドのイメージを結び付ける。移動ドソルフェージュ【6】
ダイアトニックコード
ちなみに、この移動ドのドレミファソラシ それぞれをルート音(基準の音、リーダー、ケーキの土台のスポンジ)にしてつくったコードのことをダイアトニックコードといいます。